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2011年6月26日 (日)

気仙沼でのボランティア

再び三陸沿岸の津波の被災地に入りました。

今回は、実質2日間だけですが、ボランティア活動です。

被災地のボランティアは、多くの人にとって、
思いの外敷居が高いというのが実情のようです。
それは、被災地へのいろんな思いが交錯しているからでしょうか?

被災地が、いまだ大変な状況であることは事実ですが、
それでも、ガレキの撤去などは、以前に比べるとかなり進んでいます。
道路などは、ほとんど通行できますし、被災地へのアクセス事態に何の問題もありません。

コンビニなども普通に営業していますし、同じ地域でも、
被害の少ない場所では、仕事や環境は別として、
普段の生活が戻っているようにも見えます。

東京から被災地に行くのも、仙台でも新幹線で2時間はかかりますし、
岡山など西日本から行くとなると相当の時間が必要になります。
何しろ、費用もかなりかかります。
新幹線で仙台や一関、盛岡などに行っても、個人だとレンタカーが必要です。
沿岸地域への鉄道などは復旧していません。
東京からは、地域によっては夜行バスが被災地まで出ている場合もあります。

西日本からだと、会社に勤めている方などは、3日ボランティア活動するだけでも、
実質5日間のお休みをもらって参加しなくてはいけません。

また、ボランティアが、実際に、どんな事をしているのか?
どのようなかたちで行われているのか?
どのように参加していいのかが、各地のボランティアセンターの
ホームページなどを見ても、ちょっとわかりにくいということも、
敷居の高さに影響しているようにも見えます。

地域によっては、個人のボランティアは受け入れないところもありますし、
県内またはその地域の方という限定もあるところもあります。

震災後、いろいろなカタチでボランティアが入って、
トラブルもいろいろとあったようです。
そんな事から、現在のようなカタチになっているというのもあるようですね。

僕は、いろいろと調べて、気仙沼が個人ボランティアの受け入れ体制が
整っているように感じたのもあったのと、
何か直感を感じて、気仙沼に行こうと決めました。

新幹線の駅がある一関を拠点にして、現地まで1時間かけて、毎日通いました。

実際に、被災地の支援に関わる方の多くがこうした地域を拠点に通っているようです。
ただ、気仙沼は、町の一部の地域が津波の被害を受けなかったので、
そこでは、ホテルや銭湯など、宿泊できるところもあります。

ボランティアは、最初、初めての人は、ボランティアセンター=ボラセンで登録して、
その後、手配師のような担当の方が、その日に依頼されている案件を紹介
案件毎にカルテがあり、それに必要な人数や資材の準備、注意事項などが書かれています。
それに従って、案件毎に立候補制で、作業に参加します。

最初にここで登録する
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手配担当の方が案件を説明、立候補で行き先を決め、チームができます。
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集まったグループは、数人から20人程度のグループに分かれ、
各グループ毎にリーダーを決めて、スコップや猫車、土嚢袋など、資材を準備し、
ワンボックスやマイクロバスに乗って、各地域に派遣されます。

資材部には、必要なものがほぼ何でも揃ってます。
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チームができたら現地へ移動・・・
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ワンボックスやマイクロバスに分乗・・・
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Kesennnuma


クルマの中で、各自自己紹介や情報交換をしながら、到着したら早速活動です。
現地で、何が素晴らしいかというと、誰が何を言うわけでもなく、
自然に役割やポジションが定まり、自発的に活動していきます。

まるで、有機的に組織されたようで、本当にすごい!

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二日目の住宅の浸水被害の住居内のお掃除
おちの中は、ぐちゃぐちゃになっていて、泥だらけでした・・・
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ほとんど全てが廃棄処分です。。。思いでの写真などが見つかりました。
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何をしなければいけないかをみんなが知っていて、
積極的に、自分の場所を感じて、行動していく、
それがバランスよくカタチづくられていくのです。

一人では、体力的にも、気持ち的にも到底できないような作業ですが、
みんなで力を合わせると、イキイキとモチベーションに溢れ、疲れる感じがしません。

休憩を挟みながら作業し、お昼休みをとって、午後も作業します。

大体、3時くらいには作業を終了して、本部に報告。
迎えのワゴンが来てくれるので、みんな一緒にボラセンに帰ります。

Photo

側溝の泥出しでは、地域のみなさんが、お茶やおにぎりを用意してくれたり、
ジュースなどの差し入れをしてくれます。

地域の本部では、地元の皆さんによるボランティアのサポートも
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そして、お疲れ様です。ご苦労様ですと、声をかけていただき、
帰る時には、感謝の言葉をいただき、何だかこちらが元気をいただいて帰るようで、
お手伝いできてよかったと、心から思うのです。

参加者の皆さんとも、お友達になったりして、いろいろとお話をしますが、
皆さんそれぞれに思いがあって、参加されていました。

会社のお休みをもらってきている方も多く、長期で活動されている方もいます。
それぞれの人生の中で、被災地、被災者への思いがあり、活動する中で、
みんな様々な体験や感じたものがあり、また、人生を深めていくのだと思いました。

被災地のボランティアの状況もいろいろのようで、
ボランティアセンターが行っているものや各NPOが
独自に活動しているところもあるようです。

気仙沼の場合は、団体のボランティアの受付を6月いっぱいでやめるそうで、
今後は、その日、その日で個人登録して、
集まった数で活動していただくこととなるようです。

ボラセンの本部の方とお話ししましたが、
団体で、多くの人に来ていただいても困るそうで、
作業の割り当てや段取りなど、対応出来ないこともあるそうです。

ボランティアは、多ければ多いほどいいと思っていたのですが、
それぞれに事情があるようで、難しいところです。

それでも、被災地のボランティアは、とてもいい経験でした。

多くの方が、現地入りして、一度でもこうした活動をされてみるのはいい体験ですし、
被災地の皆さんのお役に立つことができて、みんなにとって、いいことです。

近くには、いい温泉もたくさんあるので、
ボランティアの後は、温泉も楽しんで帰るというのもいいのではないでしょうか・・・

ぜひ、参加してみてください。


気仙沼市災害ボランティアセンター
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10247

宮城県災害ボランティアセンター
http://msv3151.c-bosai.jp/

全国社会福祉協議会 被災地支援・災害ボランティア情報
http://www.saigaivc.com/


6月 26, 2011 東日本大震災 |

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コメント

ロビン!!!
お疲れ様!!!!
すばらしいレポートです!!!
これからも忘れないように、また、日本国民に何かを思い出してもらえるように、この活動が続くことを祈っています!
復旧は、まだまだ必要です!!!
被災地が復旧しても、なぜこんなことになったのか!? 何を意図して、意図されて自然が牙をむいたのか!? そんなことも考えながら・・・ 今回の活動の意義をみんなに再確認してもらいたいです!!!

投稿: 黒住 学 | 2011/06/26 16:23:41

ロビンさん、お久しぶり。ちょくちょく覗いてます。相変わらずのエネルギッシュな様子に元気もらってます!ありがとう。

これからもいろいろ発信して下さいね。きっと愛がひろがりますよ。

投稿: yuko | 2011/06/29 22:38:19

yukoさん。。。誰だろう。。。
メッセージありがとう!

楽しみながらやってきま〜す!

投稿: | 2011/06/29 23:23:35

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